SS34Fショットキーバリアダイオード|データシート解説とSS34との違い

 

SS34Fは、40V・3Aクラスのパワーショットキーバリアダイオードであり、SS34の薄型パッケージ版(SMAF)として広く流通しています。 DC-DCコンバータ、電源整流、LEDドライバなどの低電圧・高効率回路で使用される代表的なショットキーダイオードです。

SS34Fの基本仕様(データシート概要)

項目 仕様
最大逆電圧 40V
平均整流電流 3A
順方向電圧(Vf) 約0.55V @ 3A
パッケージ SMAF(低背フラットタイプ)
動作温度 -55℃ ~ +125℃ / +150℃(メーカー差あり)

SS34Fは低順方向電圧と高速スイッチング特性を持ち、電源損失を抑えた高効率設計に適しています。

 

SS34FとSS34の違い

項目 SS34 SS34F
パッケージ SMAG SMAF(薄型)
電気特性 40V / 3A 40V / 3A
順方向電圧 0.55V 約0.55V
用途 既存設計・置換 新規設計・小型化

SS34FはSS34と電気的にほぼ同等ですが、SMAFパッケージにより実装高さを抑えた設計となっており、小型化が求められる電源設計で採用が増えています。

 

データシート

SS34Fの主な用途

  • DC-DCコンバータ
  • LED電源回路
  • バッテリー駆動機器
  • 産業機器電源
  • 逆流防止・整流回路

まとめ

SS34FはSS34の進化版ではなく、「同等性能+薄型実装対応」という位置づけの製品です。 そのため既存置換だけでなく、新規設計における標準ショットキーとして採用が拡大しています。

特に小型化・高効率化が進む電源設計において、今後も需要が拡大する重要なパワーショットキーダイオードです。