あらゆる方向の風を捉える:丸ピン構造ヒートシンク「ICK S 50x50x25」の放熱メリット

産業機器やハイパフォーマンスな電子システムにおいて、熱管理は製品の寿命と安定性を左右する生命線です。

ドイツ・Fischer Elektronik社の「ICK S 50x50x25」は、コンパクトな50mm角サイズながら、独自のピンフィン構造により極めて高い放熱効率を実現したモデルです。今回は、そのスペックと選ばれる理由を詳しく解説します。

ICK S 50x50x25 Fischer 角型ピンヒートシンク
ICK S 50x50x25 Fischer 角型ピンヒートシンク

製品の特長

■ 全方位エアフロー対応の「高密度丸ピン」設計 :ベースから垂直に立つ円柱状のピン(丸ピン)構造を採用。四角柱タイプと比較して空気抵抗が少なく、360度どの方向からの気流もスムーズに捉えます。設置方向を制限されないため、筐体内のエアフローが予測しにくい設計現場での強力な解決策となります。

 

■優れた熱抵抗特性(0.5 ~ 2.4 K/W) コンパクトなサイズながら、幅広い電力負荷条件下でデバイスのパフォーマンスを最適に維持。パワー半導体や熱に敏感なコンポーネントの長寿命化に直結する、信頼性の高い熱管理を可能にします。

 

■接着性TIMによる固定:ネジ止め不要のスピード実装: 熱伝導性接着剤・熱伝導性接着シートで取り付け可能。ネジ止めや穴あけ加工などの機械的な固定が不要なため、基板設計の自由度が飛躍的に向上し、試作から量産までスムーズな導入が可能です。

 

主な推奨用途

  • 産業用エレクトロニクス製造
  • パワーエレクトロニクス、各種半導体モジュールの冷却
  • 動作安定性が求められる高機能通信機器

データシート

ICK S 50x50x25 Fischer 角型ピンヒートシンク

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